松本恵先生

生まれ育った北野で開業する夢を実現。「地元のペットとオーナーさんの幸せな時間を増やすお手伝いをして行けたらいいですね」

 

神戸北野、トアロード沿いの山側。

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スマホ地図(Googleマップ)を頼りに三宮駅から生田神社を抜け、山側に歩きます。

NHK神戸放送局を右に曲がってトアロードへ入り、さらに山側に歩を進めます。
北野ホテル

異人館通り(山本通り)の手前、北野ホテルを越えたトアロード沿いに「北野動物病院」はあります。

異人館通り(山本通り)からは、トアロードを左折してすぐの左側にあります。
山本通3交差点

「山本通り3」という交差点を左折です。

北野異人館・・・異国情緒を味わえ、観光地でもある雰囲気満点の場所にある「北野動物病院」。
北野動物病院 外観
その外観は、ローラアシュレイのブティックのよう。淡いパステルブルーとホワイトがカワイイ、やわらかく街並みに溶け込むデザインで、動物病院とは気づかないかもしれません。

取材のアポイントは正午。少し早く着いてしまったので、少し周りを散策しながら外観などを撮影したのち、ペットオーナー(患者)さんが帰られるのを待ってから、ごあいさつ。まだ診察直後だったため、少し待合室で待たせて頂くことになりました。松本先生は受付の中にいらっしゃいましたが、先ほど診察を終えたワンちゃんの検査結果を確認しているご様子。すると、気になる数値が見つかったようで、すぐにお電話でフォローされていました。手厚いサポートですね。まだ、ごあいさつする前の“ひとこま”でしたが、早くも松本先生のやさしさとお人柄を感じることができた瞬間でした。

フォローのお電話が終わったので、早速スタッフさんと集合写真を撮らせて頂きました。
北野動物病院スタッフのみなさん

スタッフのお二人にも感謝です。撮影にご協力ありがとうございました。

それでは早速、松本先生にお話を伺っていくことにしましょう!!

「外観も中もカワイイですね・・・こちらのご開業は、いつ頃ですか?」

「ありがとうございます。こちらに移ってきて3月で丸4年になりますから、2010年の3月からです。5年目に入ることになりますね・・」

「移ってこられたということは、前は別の場所で開業されていたんですか?」

「そうなんです。奈良の香芝市で開業してました。ぷぅ動物病院という名前で9年間やっていました。そのあと、神戸に戻ってきてここを開業したんです。」

「戻ってきた・・・ということは、この辺りのご出身なんですね?」

「はい、中学・高校も親和女子に通ってましたので、まさにずっとこの辺りで育ったと言ってもいい感じです。ここから10分くらいで行ける範囲ですね。」

 

「いつかは育った神戸で開業しようと考えておられたのですか?」

「そうなれば、いいなぁとは思っていました。神戸というか阪神間で出来たらいいなぁと思ってました。ですから移転を決めた時は、阪神間で探してたんですよ。たまたま、知り合いを通じて今の物件というかオーナーさんを紹介して頂いて、ここ北野でぴったりの場所を見つけることができたんです。」

タイミングや縁というのは、不思議なモノですね。

それを強く求めるひとのところに引き寄せられるかのようです。

次に松本先生の原点を聞いて見ましょう。

「獣医を目指そうと思ったのはいつ頃ですか?」

「高校生の時ですかね・・。私の父が医者をしておりまして、小さい頃から医学書や雑誌なんかが家に置いてあったんですね。それを見るのが好きだったんで、漠然と医療関係の仕事には就きたいと思っていました。動物がすごく好きで家で犬も飼っていましたので、進路を決めるときに、医療関係で好きな動物とも関われる仕事ということで、獣医学部を目指そうと決めました。」

高校2年生になってから、簡単に獣医師になろうと思っても誰でも出来ることではありません。これは、他の先生から聞いたのですが、獣医になるためには獣医学部は全国に15くらいしかないそうなんです。つまり、狭き門なんですね。

「受験大変だったのではないですか!?ご苦労なんかはありませんでしたか?」

「私は私学の麻布大学に絞ってましたから、スムーズに行ったと思います。関西を離れることには不安もありましたが、両親も応援してくれましたので頑張ることが出来ました。」

そのやさしい雰囲気とはひと味違う、戦略的な側面を見た気がします。

医学に触れる環境と動物好きだったことで、自然と進路が決まったとのことですが、それを実現するための意志の強さがないと夢は叶わないですもんね。

「環境+本人の意志(意思)」これが揃うことで、すんなり行くことが多いようです。

医学の道にわが子を進めたいお母さん、難関大学に入って欲しいお父さん、是非参考になりますよね!

今回も(教育論的な部分で)脱線してしまいましたね・・・

 

「先生が今もっとも力を入れている分野を教えて下さい?」

「いまは皮膚科ですね。人間と同じでアレルギーやアトピーの子が多いです。ですから必然的に力を入れることになります。最新の治療法やお薬のことを常に勉強しています。食事も大切な要素なので、処方食の選択や与え方についても気を配っています。」

やはり、皮膚のトラブル多いようですね。

これまでの取材でも全員の先生が皮膚科に力を入れている、もしくは相談が多いと仰います。

 

「大学ではどんなことを専攻されていましたか?」

「画像診断が専門でした。私が学生の頃は、レントゲンや超音波での検査・診断が主でしたね。いまのようにCTなどはありませんでしたから。いまでもCTなんかは、小さな病院にはありませんから、レントゲンや超音波での検査・診断が得意なことは診療に多いに役立っています。」

 

「今後、さらに力を入れていきたい分野を教えて下さい?」

「先程の皮フ科は、重要だと思っています。多くのペットが抱える問題ですからね。それから心臓病などの循環器系です。大きく言えば、内科系ということになりますが、この2つの分野は、今後さらに勉強して最新の治療法も取り入れて行こうと思ってます。」

 

ペットとオーナーさんの幸せな時間を出来るだけ長くつくってあげたいと願う松本先生が印象に残っているペットやオーナーさんがいらっしゃるそうです・・・

神戸北野に移転後、腎不全のネコちゃんが来院。ペルシャで初診時で8歳くらいのおとなしいネコちゃん。診察の時も協力的な、やりやすい良いネコちゃんだったそうです。

「腎不全なので、週3~4回は通院が必要で、病状が悪いときには入院・退院を繰り返す状況でした。何度も危ない、もうダメだろうという状況があったのですが持ち直してくれて、オーナーさんが奇跡のネコちゃんと呼ぶほどだったんです。」

それでも元々、年齢的にも高齢で、病状も厳しく何年も生きられる状態でもなかったため、2年ほどで亡くなってしまったそうなのですが、オーナーさんの「奇跡のネコちゃん」という言葉に表れているとおり、納得して看取られたそうです。

こういうペットとオーナーさんの想いやキズナを大切に、今後も一匹でも多くのペットたちを救っていきたいと語気を強める松本先生。

 

その温かいまなざしは、今日もペットとオーナーさんの気持ちを癒やしてくれていることでしょう。

 

【松本 恵先生プロフィール】

昭和55年  諏訪山小学校 卒業
昭和58年  親和女子中学校 卒業
昭和61年  親和女子高等学校 卒業
平成 4年    麻布大学獣医学科卒業
平成13年  奈良県香芝市 ぷぅ動物病院 開院
平成22年  神戸市中央区 北野動物病院 移転開院

現在、北野動物病院 院長。

★若い頃は、ダイビングにはまり、沖縄・グアム・サイパンを初め、ハワイやオーストラリアにも良く行っていたらしい。開業してからは行くことがなくなったが、機会があればシュノーケリングくらいは楽しみたいと、アクティブな一面をもつ。

先日、愛猫を25歳で看取り、現在ネコちゃんは2匹。2匹とも元気に暮らしている。
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【北野動物病院基本データ】

Kitano Veterinary Hospital
北野動物病院ロゴ

TEL 078-222-1122

〒650-0003
神戸市中央区山本通3-3-23
クリスタルハイツ1F

http://kitano-vet.sakura.ne.jp/
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【アクセス】
北野動物病院アクセスマップ

※病院に駐車場はございませんので、お車でお越しの方は、周辺のコインパーキングをご利用ください。

【Googleマップ】

神戸市中央区山本通3-3-23

【推薦者】たきもと動物病院 滝本守先生